春風が吹くなか、僕は君を見つけた。



私は回りをみわたした。



私のまわりには誰もいない。




ベットから起きて、白いカーテンで囲まれた空間から出る。



保険の先生と目があった。




「あら、起きたの。」



「はい。ありがとうございます。」



「お礼なら、あの男の子に言いなさい よ。まぁ、さっき帰っちゃったけど。」




男の子って春馬のことだ。




じゃあこのメガネも.....?




そう考えてゾッとした。




素顔を見られたら、私は────。




またあの事を繰り返さなきゃいけないの?