春風が吹くなか、僕は君を見つけた。




でもいつものような短い会話すらない。



「ねぇ北野。」




「.....」




「この前のこと誤解してると思うんだ。」




「言い訳は聞きたくないって言ったじゃないですか。」




「言い訳じゃない。本当に....」



「うるさい!」




俺の言葉を遮って、叫んだ北野。



初めて感情を露にする北野を見た。



「春馬も私を笑って、遊んでたんでしょう?やっぱり.....みんなそうなんだ。みんなっ.....!」



北野の両目から涙があふれでた。



北野には何かがある。