春風が吹くなか、僕は君を見つけた。


考えてもわからない、問題に私の頭はフリーズして、考えることをやめた。




「てか、意外って失礼じゃね?」



「あはは。ごめんごめん。」



そのあとは特に会話もなく、図書室を閉める時間となった。



「じゃあ。私は鍵もらって閉めとくから。」



「いつもありがとーございまーす」



いつの間にか春馬が開けて、私が閉めることになっていた。



春馬は家が遠いらしく、速く帰りたいんだとか。



私はその分家が近いから、この役目となった。