考えてもわからない、問題に私の頭はフリーズして、考えることをやめた。 「てか、意外って失礼じゃね?」 「あはは。ごめんごめん。」 そのあとは特に会話もなく、図書室を閉める時間となった。 「じゃあ。私は鍵もらって閉めとくから。」 「いつもありがとーございまーす」 いつの間にか春馬が開けて、私が閉めることになっていた。 春馬は家が遠いらしく、速く帰りたいんだとか。 私はその分家が近いから、この役目となった。