春風が吹くなか、僕は君を見つけた。




先輩ではないはずだ。





彼女のリボンは今俺がしているネクタイと同じの緑のラインが入っていたから。




「もしかしてあいつとか?」




そういって俺たちのクラス1-Aを見た。





一ヶ月もたってある程度グループをで来はじめた中一人本を読む人。





「ふざけんなよ」





北野桜。




長い前髪とメガネで顔はよく見えない。