春風が吹くなか、僕は君を見つけた。



なんで今日は一回も寝てないの。




てか北野もなんで笑ってるの。



俺、話してもらうのにもあんなに時間かかったんだけど。




二人を穴が開くほど見る。



新城はいっそのこと穴が開いてしまえばいいのに。



.....って俺、やきもちみたいじゃん。




この悩みは、授業中晴れることはなく、放課後も一人残って、ボーッと考えていた。