春風が吹くなか、僕は君を見つけた。












「きりーつ。れー。」



放課後、適当に選ばれたやつの適当な挨拶で委員会が始まった。




そして、説明など軽くして、委員会はすぐに終わった。



そしてそれぞれ帰り始める。



俺は今度こそ北野としゃべろうと、帰っていく北野を追いかけた。




「きーたの!」



.......




相変わらず無視ですか。



「なあ」