春風が吹くなか、僕は君を見つけた。




そのなか北野は下を向いて小さくうなずいた。



「そうか!じゃあ次は男子!」




俺は手を挙げた。



これが近づくチャンスだと思ったから。




俺が委員会って言うのに驚いたらしく竜也はわざとらしく驚いた。




「えーじゃあ私やればよかったー」



なんて川崎が言っている。



お前が北野に押し付けたんだろ。



「じゃあ遅刻コンビでよろしくな」


熊野は図書委員のところに大きく北野、瀬戸、とかいた。



というかまだ遅刻のこと引きずってるのか。



「今日から委員会あるから、遅刻すんなよ」



「しませんよ!」