教室に戻ると、一馬の前にはさっきの男の子達がいて、一馬にドンッと背中を押された。
「さ、さっきは、本当に悪かった」
男の子が、申し訳なさそうに言う。
「それ、ほかの女子には言ったの?」
私が、そう聞くと、男の子はこくっと頷いた。
そっか、言ったんだ。
「なら、いいよ。
でも、次したら絶対許さないから」
そう言って、仲直りしてから、
私たちは帰りの支度をしていた。
すると、美里がニヤニヤした顔で近寄ってきた。
「さっきはありがとね、美玲。
そ、れ、で~?一馬とはどうなったのよ」
なっ、やっぱりそれか。
「す、好きって……伝えた…し、言われた?」
「きゃー!!なにそれ!
やっと伝わったのね、」
美里は何やら嬉しそうだし。



