「は、一馬……」 男達は、黙り始めて一馬のことを見てる。 「バーカ、見させねえよ。 コイツ、俺のだし。」 ……なっ、 そう言うと、一馬は、私の手を引っ張って 走り出す。 そして、男子の更衣室に入ると、私に、自分のバスタオルをかけた。 「……あり、がとう」 私が、そう言うと、一馬は、そっぽを向いた。 「お前さ、すぐ喧嘩腰になんなよ。 俺、助けてやれないよ」 そう言って、私のことをチラッと見る。 その顔は、少しだけ赤くなってる気がした。