「お前さぁ、人のこと庇うのはいいけどさあ、自分の胸も少しは気にしたら?
みんな、見てるからな」
え……?
そう言われて、ハッとする。
周りを見たら、女の子はビクビクしてるけど、男の子はみんな私のことを見ていた。
カァッと赤くなり、胸をさっと隠す。
「ちょっと、男子!
いい加減にしなさいよ!」
美里は、私を庇うように言ってくれるけど、そんなの男子には通用しなかった。
先生は、具合の悪い子を保健室に連れてっているから、いない。
「……っ、」
泣いちゃダメなのに、自然と涙が出てきてしまう。
すると、私の前には影ができた。
「お前ら、そんなに見てえの?」
え………?
私が、顔を上げるとそこには、一馬がいた。



