さあ、今日でこの学校ともさよならだ。
入学式のときに、桐崎くんと出会ったこと。
これは、誰にも話してない秘密の話。
あの時に好きになってから、1年。
やっと話せたんだ。
すごく、うるさくて、しつこくて
絶対に嫌いだっただろうなぁ。
私は、そんな事を思って苦笑する。
「これより、第65回。卒業式を始めます」
体育館で、卒業式が始まる。
私は、名前を呼ばれるのを待ち、桐崎くんをガン見する。
「……桐崎怜」
先生に名前を呼ばれて、「はい」と返事する桐崎くん。
私は、その姿を見て、涙が出そうだ。
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