だから、仕方ないんです。 「……でも、あゆちゃんだってうるさい時あるもん。」 私が、ボソッと呟くと、あゆちゃんは顔を真っ赤にした。 「佐々木くんと話した後はうるさいもんね~」 「なっ……!」 赤くなるあゆちゃんの横を普通に通り過ぎた佐々木くん。 そう、あゆちゃんと佐々木くんは付き合い始めた。 やっとあゆちゃんの想いが伝わってくれて、本当に嬉しい。 「………仁菜、ほどほどにしなさいよ…」 あゆちゃんの顔はまだ赤い。 「はーい」 なんて、返事をしながら、桐崎くんの元まで走って行く。