桐崎くんの席に女子が集まり始めて
結構経ったある日。

私は、なぜかその女子に呼び出されている。


「……えっと、?」


私は、訳が分からなくて、立っている。
後ろには壁。トンっと当たってしまい前からは女の子たちが私を見てる。


この状況、どっかで………。



「高野さんさぁ、桐崎くんにちょっかい出してる人でしょ?」


え……?


「いつも一緒にいるんだから
彼女くらい知ってるわよね?」



………ゔっ。


そんなの、私に聞かれても!!


「知り、ません……」