「桐崎くん、女の子に囲まれて
大変じゃないですか?」

元々女嫌いなんだし、毎朝女の子が周りにいて、大好きな本も読めないよね?


好きになるのは自由だけど
桐崎くんの趣味を邪魔しないで欲しい。


「あー、邪魔だなって思うけど
そのうち居なくなるでしょ」

なんて当たり前のようにいう桐崎くん。


自分がどんだけモテてるのか実感してるの?

「桐崎くんが大丈夫ならいいです!」


でも、桐崎くんがそう言うなら
私はそれを黙って見ておくことにします