クールな君が好きなんです!!



「おっはよー!!」

ギリギリで間に合った私は席に着くなり、あゆちゃんに話しかけられた。

「なに?寝坊したの?」

「な、何故それを…!?」

呆れ顔で聞いてくるあゆちゃんに、私が驚くと、あゆちゃんはため息をついた。

「ん、優くんって可愛いのねえ」

そう言って、見せてきたのは携帯。
私はその文章をよく見ると、優くんからあゆちゃん宛だった。



"今日、お姉ちゃん寝坊したんで遅れたら適当に理由作っといて上げてください。"


それを読みながら私はあゆちゃんの顔を見る。

「ほんとに、お姉ちゃん思いの弟ね」

なんてニコッと笑ってくれた。けど、優くんにもあゆちゃんにも迷惑掛けっぱなしだ。