優くんは、そう言うとパンを綺麗に食べてヨーグルトを冷蔵庫に持って行った。
「お母さん、ご馳走様でした。
お姉ちゃん今日は先に行くね」
そう言って、お弁当を受け取ると玄関に行ってしまう優くん。
私はガクッと肩を落としてヨーグルトを口に入れる。
「ほら、仁奈も急がなくていいの?
時間、ギリギリじゃない?」
なんて、お皿を洗いながらお母さんに言われて時計を見る。
それから、歯磨きをしてカバンを持ってから玄関に行った。
「仁奈~、お弁当ー!!」
「んぐっ…、ありがとう!
行ってきます!!」
そう言って、元気に出たのはいいけどお腹すいてあまり走れない……。
私の家は駅から近いからすぐついたけれど電車が全然来ない……!
携帯の時計を確認して、ソワソワしてる私。
すると電車が来て、ギリギリ乗り込めた。



