「あ、ありがとう……っ」
今にも泣きそうな声でそう言うと、
優しげな声で「別に。」と言ってくれた。
そして、佐々木くんに保健室に連れて行かれると、椅子に座らせられた。
「あれ?先生いないんだ…」
なんて言いながら、棚をあさって手当てしてくれた。
「……ほんとに、ありがとね。」
「別に。ほら、やるよこれ 」
お礼を言うと、ジュースを渡してくれた。
え……っ?
「あの場所にいたってことは、ジュース買いに行ったんだろ?ん、飲めば」
佐々木くんの優しさが今の私を甘くする。
「……っ、うぅ……ふっ…うっ……」
あんなに優しくされたら、涙が止まらなくなる。
「は……?おい……っ!」
驚く佐々木くんだけど、私の体をギュッと抱きしめた。



