中2の時、律と付き合うことになった
わたしからのお願いであって、人に興味のない律には苦痛でしかなかったと思う

律は体は女性だけど、心は男性の性同一性障害の幼馴染みだった
お互い部活をあまり行かない者同士、放課後部活をサボり
律といる時がわたしの一番の癒しだった

でもそれと同時に律と仲良くする人すべてが憎らしくて
でも琴(仮名)とふみ(仮名)とは仲が良かった

部活が終わる時間に家に帰ったりしていた

家では母でさえも味方ではあまりなかった
毎日のように「あんたなんか生まなきゃ良かった」
そう言われて自分の意味を探した

恋人の律は親友以下知り合い以上の接し方をされてきたと思う
誰にも望まれない