中学へ入学をして、わたしは輝かしい学校生活が送れるものだとお気楽な事を考えていた
そんなわけないのに

部活は必ずやらないといけない学校だった
決まりも厳しくて
前髪は眉までしか伸ばしちゃいけない
髪も肩につくなら結う
キラキラしたシャーペンはだめ

部活は悩んだけど、バスケット部にした
仲のいい律は剣道部にした
同じ体育館だからまあいいかなと思った

中1から絵を描き始めた
漫画のような感じで、下手くそだったけどうまくなりたくてひたすら描いた
部活は運動じゃないのは音楽部しかなく
絵を磨ける部活はなく、授業だけ

ひたすら描いて夜中ずっと描いていたから遅刻も多かった
先輩は怖いし、部室で女子特有のトークにも溶け込まないといけなかった
それがとてもプレッシャーで嫌だった

プレッシャーが強かったのは
わたしより下手な舞(仮名)が部活でいじめられていたからだ
シューズを部室で皆に渡したり、菌扱い

でも舞はすぐに辞めてしまった
今考えればその時に自分も辞めるべきだった