ルナを殺してしまったことが辛かった

自分が生きていることが、唯々憎たらしくて
その時初めて心から自殺したいと思った

小5の時から死にたいなとは思っていた
理由は母親が弟とわたしを差別するからだった
末っ子の弟だけ特別扱いされてきた

それに弟はわたしを嘘をついておとしめてきたし
その嘘を信じわたしを叩いたり閉じ込める母親が憎たらしかった

誰も家にいない時に、いつも人の形の紙を二つ作った
一つには母
もう一つには弟の名前

それを鉛筆で散々傷を書き殴って
泣きながらハサミで切った

二人が憎い
どうしてわたしは愛されない?

母親から愛されない
誰からもわたしは愛されない

大好きな姉も男を連れてきて、それが尚更孤独感を感じた

姉はとても美しい容姿の人で
わたしと本当に姉妹なのか、よくクラスの子に言われた

わたしは可愛くないから誰からにも愛されないんだ
姉のようになりたい
美しく、優しく、モテて完璧な姉に

しかし姉は男にだらしがなく、二股は普通で尽くされお姫様扱いをされていた

幼いわたしにはそれが愛されている条件なのだと思ってきた