ツバの広い帽子を外しながら、お姉ちゃんは私の隣に座った。 「あんた、また振られたの?」 「お姉ちゃん!またって、なによ」 お姉ちゃんは、呆れた様子で私を見てる。 「真弓はさ、男見る目ないよねー、昔っから」 「そ、そんなことないもん」 とは言ってみたものの、痛いところをつかれて、お姉ちゃんの顔がまともに見れない。