「あの、ここの6階に部屋を借りてるハリー・オーウェンという人に会いたいんです。 それをフロントの人に言いたいんですけど、なんて言ったらいいか分らなくって」 「ダイジョウブ。 スコシ、マッテテクダサイ」 そう言うと、おじさんはフロントの人に、事情を説明してくれているようだった。 よかった あたしにも、まだ運が残ってるみたい。 でも 話を終えたおじさんの顔は、少し雲ってたんだ。