「これのおかげで、寂しくないのよ。 それに、横浜の景色はここに負けないくらい、素敵でしょ! 私の自慢よ」 そう言って、涼子ちゃんはキッチンから出てきて「ほら、ここにも飾ってるの」って家中の写真を見せてくれた。 気付けば、玄関にも廊下にもリビングにも、あたしの撮った景色が飾られてたんだ。 「そうそう、ハリーのお母さんもね、横浜の人なんだって」 「え?」