寝そべって本を読んでたはずのハリーは、いつの間にか起き上がってて 仰向けで空を眺めてるあたしの頭を優しく撫でた。 ハリーの瞳がいつになく優しくて、胸がキュンと締め付けられるような気がしたんだ。 「真弓、写真撮ってよ」 「え?」 「真弓が見てる空を、俺も見たいんだ」 「今 ……一緒に見てるじゃん」 なんだかハリーに見つめられてるのが恥ずかしくなって、あたしも起き上がって空へと視線を逸らした。