「コラ!動くと揺れるだろ」 ちょっと慌てたハリーが可愛くて、思わず笑ってしまった。 「ありがとう こんな素敵な景色を見せてくれて」 あたしはそっとハリーの左手と自分の右手を繋いだんだ。 ハリーの手が、少し汗ばんでた。 「怖い」って素直に言えばいいのに あたしのために我慢してくれてるって、今だけ自惚れてもいいかな。 ハリーが、キュッと握り返してくれたような気がしたんだ。