ハリーのおかげで、少し元気になったみたい。 そしたら、いいアイディアを思いついたんだ。 「ねぇ、ハリー?」 「ん?」 今度は、あたしがハリーの瞳を覗き込んだ。 「あんた、仕事も終わって、暇なんでしょ?」 「あぁ、ケアンズを離れるまで、あと少しあるからね」 「じゃあさ、あたしの観光に付き合ってよ」 「はぁ?」 ハリーの顔が、思いっきり歪んでる。