そう思って、あたしは思い出したんだ。 ここは涼子ちゃんちじゃないんだ。 あたしを叩きおこした犯人は 「ハリー ちょっと、あんた失礼じゃないの?レディの寝込みを襲うなんて」 「具合を診てやっただけだ。感謝して欲しいくらいだよ。まあ、どうせ“食・べ・過・ぎ”だからな。すっかり消化してるだろうけど」 そう言って、ハリーがクククって笑いながら、キッチンに消えて行くのが見えた。