また、私は裏切られる

ゆうじ君はその光景をジーっと見てた

できたからできたよって言って机において一緒に食べた

服がダボダボでごめんねとかいろいろ話をして

食べ終わってから片付けながらおいしいとか絶品って言ってくれて嬉しくて泣いちゃった

ゆうじ君がものすごく慌ててた

キズを隠すのを忘れてたんだ

このとき

「どうしました?何か僕言っちゃいました?あ、その傷どうしたんですか?よかったら話してみません?イヤなら見なかったことにしますよ?」

優しいね

私はポツリポツリと話した

今までのことを

ゆうじ君は泣きながら真剣に聞いてくれた

ゆうじ君が抱き締めてくれた

大丈夫。もっと泣いてもいいんですよ。とか今まで泣いてなかったぶん泣いてください。つらかったでしょう。って言ってくれたからいっぱいいっぱい泣いた

寝室は三階にあるみたいでゆっくり私をつれてってくれた

LINEとか電話番号を交換してゆうじ君はお風呂にいった