また、私は裏切られる

ききが席に行こうとしたから俺の席に来て膝に乗るように言った

ききは席に来て膝に乗ってくれた

「重くない?」

心配性だなぁ。ぜんぜん重くないよ

「重くないに決まってんだろ」

ききに抱きついた

ききも抱きついて来ると思ったが抱きついてこないで

「そう」

何か元気のない声だった

みんなはニヤニヤして気味が悪いし

「何か元気ない?」

ききからの返事はなかった

ききを見てみると何かを考えてるみたいだった