ききの中学のときのクラスメートに会った

ていうか、余計なこと言うなよ

何でいっちまうんだよ

ききが泣きそうな顔してんじゃねえか

「嘘に決まってる。ゆう君は私の彼氏だもん。浮気なんてしない。そうだよね?ゆう君」

俺は図星で何も答えられなかった

そしたらききが、走っていってしまった

「ききっ!待ってくれ!」

叫んだがふりかえらずにそのままいってしまった

ききの後ろをあの二人が追いかけてった