また、私は裏切られる

朝になってまだ少し寒い

デディベアと勘違いしてギューッてゆうじ君にひっついた

「仲がよろしいことで」

「つきあってんのかい?」

「あ、朝だよー」

「ききさんは本当に朝が弱いですね」

ボソボソ

…周りから視線が感じる

怖いからゆうじ君にしがみついた

「ん~?誰だ~?僕にしがみつくのは……ハッ、ききさんじゃないか。うわっ!何見てんだよ!怖いな」

デディベアがしゃべったと本気で思った

「クマさ~ん。クマさんって話せるんだぁーふふ、もうちょっと寝よう?」