また、私は裏切られる

お茶を出していろいろ雑談した

もうすぐ駅に行かないと知らない町でおろされちゃうから

「そろそろ行かないと知らない町でおろされちゃうよ」

慌てながら教えたのに、一郎君が

「そんなことどうだっていいんだ。今日は絶対にききさんの家に泊まる。拒否権はない!みんな着替えと布団は持ってきてる。ゆうじは持って来てないから今日はゆうじと寝てくれ…」

ええ~!急過ぎだよ

しかも拒否権がないなんて…

勝手に決めちゃって、ひどいなぁ

むぅ。頬を膨らましてたらりゅう君が

「そんな可愛い顔して怒ってても、もう決まったことだから許してね?」

かわっ、可愛くないよ…

はぁ、もう決まったことなのか

それならしょうがないよね

私はすねながらうなずいといた