「帰るんだろ? 送ってく。」 「ありがとう。」 洸汰はふぁ〜とあくびをしてから スマホを持ち部屋から出た。 階段を下りながら思ってたんだけど もしかして双子のお姉さんたちは 今は家にいないのかな? あ、買い物に行ったとか? まぁどっちにしろいいか。 「お邪魔しました。」 「そんな丁寧に言わなくても ぜんぜんいいのに(笑)」 玄関にたどりついた私と洸汰は 靴を履き玄関を出た。