「あいつらうるさくてごめん。」


「え?」


「いきなりうるさい奴らに
絡まれてしんどくなかった?」


「全然平気だよ。
むしろああやって話しかけてもらえて
私は嬉しかったよ?」


「そう?
なら、良かった。」


もしかして洸汰は


気を遣ってたのかな?


そんなのしなくてもいいのになぁ。


「なんか疲れたから寝よっか?」


「いいけど寝続けたらダメだよ?」


「んじゃ、30分だけ昼寝は?」


「それならよい。」


洸汰はスマホのアラームを設定して


ベッドに入って手招きをした。


「おいでよ。」


「は、はぁ?!
恥ずかしいよ!」


「いいじゃん。
ほらおいで?」