「……モデルとして女優として いっぱい活躍してね! 私はいつまでも応援してるよ。 頑張ってね! それと…。 今までありがとう!」 涙を必死にこらえて 笑顔で雪美ちゃんに伝えた。 「…陽依ちゃんは ほんとに最後まで優しいね。 私のわがままで傷つけてごめんね。 ほんとにほんとに…。 ありがとう…。 ………。 それじゃあ、行くね。」 コクッと頷いた途端 雪美ちゃんはニコッと笑ってから 校長室へと向かった。