* 教室に戻ると洸汰君はいなかった。 もしかしたら誰かに 呼び出されて告白されてるのかな…。 洸汰君、モテるもんね…。 頑張ると決めた途端に もうネガティヴになりかけていた。 ダメダメ。 落ち込むな、佐々木 陽依! もしかしたらただ トイレに行ってるだけかもしれないし 紙パックのジュースでも 買いに行ってるだけかもしれない。 そうそう、気にしちゃダメダメ! 〜〜♪ こ、洸汰くん?! 『今日の放課後、 国語のノート写させて?』 なんだ、リアムか……。