星香の言葉は 私達以外だれもいない中庭に響いた。 「そ、そっか。 私……洸汰君のこと好きなんだ…。」 改めて口に出して言ってみると なんだか照れくさかった。 「初恋でもあり片想いでもあり…。 青春してるねー。」 「なにその棒読み感(笑) まぁ、いいや。 相談のってくれてほんとにありがと。 私、頑張るね。」 ニコッと笑ってピースをすると 星香は優しい顔つきになり 頑張りなと言ってくれた。