「ん?星香が俺に甘えるなんて
なんか照れるなぁ。」


照れた顔を隠すこともなく


思ったことを素直にはきだしている。


あたしも聖夜みたいに


素直になりたいな。


本当は大好きだし他の女子と


あんまり仲良くして欲しくない。


だけどそんなの恥ずかしいし


素直じゃないから言えない。


「星香〜?
大丈夫か〜?」


「聖夜、好き。
ううん、大好き。」


あたし、何言ってんの?


熱が出てるせいで理性を保てず


大胆なことを口走ったのか?


「俺も。
…大好き。」


聖夜はチュッと軽いキスを


何度も繰り返した。