熱のせいで体はほてっているし 汗でパジャマは濡れてるから 違うパジャマに着替えよう。 上も下も黒色のパジャマを タンスから出して着替えた。 ピンポーン。 こんな時に誰なの? あ、もしかしてお隣の谷田さん? 「はい…。」 いつも通りの声ではなく 少しかすれた声だった。 痰が絡んで気持ち悪い。