くちびるにサヨナラを 宿したあなたに 目を反らす 気づかぬふりで 微笑んで 『おいてかないで』 言葉飲む くちびるにおやすみを 告げたわたしと丸い月 そばにいたいと駄々捏ねて 抱きしめた温度が冷たくて 口づけてサヨナラを 願うあなたに 拒否をする わたしを綺麗な思い出に させはしないわ 永遠に くちびるがサヨナラと 残したわたしに 安堵する ズルいあなたが好きだった 忘れないでね わたしのことを