私は会長の服の裾を掴んで歩いた
あっ…
会長、私のためにわざと遅く歩いてる…
急に優しくされるとなんか変な気分…
でも、優しいと思った矢先にいつも侮辱してくるんだよね
駄目駄目!!
この人に心を許しちゃ!!
でも、会長に抱きついた時点でもう心を許しちゃったような…
違う違う!!
それは単にお化けが怖かっただけよ!!
うん、心なんか許してないわ!!
で、結局そのまま出口まで連れてってもらいました
でも、会長のまわりにはお化けでてこなかったなぁ…
なんでだろう?
「つぐみ~ん!!」
出口で黄鳥先輩たちがいたから、私はすぐに会長の服の裾から手を離した
その瞬間、黄鳥先輩が抱きついてきた

