「これ…」
ゆんちゃんが私に差し出したのは…
「ジュース…?」
「す、少しでも顔色をよくしないと…」
ジーン
ゆんちゃんはやっぱり優しい…
天使だよ~
生徒会長なんて顔色悪い私を見て、鼻で笑ってたよ
本当に悪魔!!
「次はコーヒーカップにしよう!それなら、ゆんちゃんも乗れるでしょう?」
黄鳥先輩がコーヒーカップを指差した
あれなら、私も大丈夫かも
ホッとしたのもつかの間…
「あぁぁぁぁぁぁぁ」
「きゃはは、面白いねーつぐみん!」
私は黄鳥先輩とコーヒーカップに乗ることになった
そしたら、黄鳥先輩ったらいきなりすごい速さでハンドルを回し始めたんだよ
もうグルングルン、目が回るよ~

