生徒会長をぶっ飛ばせ!





ここは誰も近寄らない教室…



だが、そこでは何人もの女生徒たちが行き来していた



そう…



ここは『桜貝 譲生徒会長様を支える会』



人はここを『ファンクラブ』と呼ぶ…



会員は既に100人は突破していると噂…



今日はそこで『川神 つぐみ、生徒会撤収作戦』の作戦会議が開かれているのだ




「なんで、あんな頭が悪い子が生徒会にお入りになれたのでしょうか…?」




「決まってますわ!!きっと、色気を使って桜貝様を陥れたのよ!じゃなきゃ、あんな奴桜貝様は相手にしませんわ!!」




「前河原様、畠様、皇芭様、立花様…そして、桜貝様…みなさま大変優秀な方々ですわ。なのに、何故あのような小娘が…」




ファンクラブの大抵の会員がつぐみに嫉妬心を燃やしていた




「今回こそ、あの忌々しい小娘を生徒会から出し抜くのよ!!」




「「「おぉー!!」」」













私はそんな会議が反対側の校舎でやっているなんて気づかなかった…