立花先輩や、ゆんちゃんたちならいいけど…
なんで、畠君の分まで…?
あっ、これじゃあエコヒイキじゃん
「だってよぉ、2倍だぜ、2倍。今まで以上に疲れるじゃねぇか」
今までって…
全部、私に押し付けてたじゃない…
私なんて8倍+労働時間が倍だよ
放課後以外にも行かなきゃいけないし、もう最悪…
生徒会室から反対側の校舎の教室…
「会長!!」
一人の女が勢いよくドアを開けた
「わかっています…」
窓側にいる女がそう呟いた
「前回の『川神 つぐみ、生徒会撤収作戦』は見事に皇芭様の手によって崩れました…」