なんだよ…



人がせっかく寝ようと思ったのに…



私は嫌々カーテンの方を見ると、そこには黒髪竜彦がいた




「…」


「…」



私は布団の中に潜った



「おーいい!!何寝てるんだよ!!人がせっかく心配して見に来てやったのに…」



「うるさい…病人です」



「溺れた人は病人ではなく、ただの間抜けです」



ピキッ



なに?この人?



心配してきたの!?



絶対馬鹿にしてる…



私は竜彦に背を向けて、布団に潜った





「…そっか、元気か…よかったな、もし元気なかったら親父に電話しようと思ったが…」




「しなくていいです」



何故溺れたぐらいで電話!?