会長兄が私の事を隅々まで見ている
な、なに…?
「召使君、可愛いね。俺の女になる?」
はっ…?
てか、また召使かよ!!
私はそんな名前じゃねー!
「それはどういう…」
「んー、なんかちっちゃくて俺のタイプ」
ちっちゃいんですか…
私は会長をチラッと見た
すごい険悪な顔をしていた
ひっ!
なんで!?
私が問題早く解かなかったから!?
それとも、何度も同じ問題を聞いてたから!?
どっちにしても怒ってる…
「なーんて、嘘。まぁ、安心しろよ。女に飢えてはないから」
会長兄は会長の肩をポンッと叩いて、部屋を出た

