その時…
バンッ
いきなり生徒会室のドアが開いた
「つ~ぐ~み~せ~ん~ぱ~い~」
ひぃぃぃぃぃーー!!
お、お化けーーー!!
私は急いでドアを閉めた
さ、さっきのいったい…
「閉めないでくださいよ、クシュン!クシュン」
もしかして…
私は恐る恐るドアを開けた
「か、薫?ま、またぁ?」
そこにはびしょ濡れな薫が立っていた
「いきなり、雨が降ってきたから、雨宿りさせてください」
あっ、確かに今日は私服じゃなくて制服だ
じゃあ、学校の帰りか
「あんた、服びしょ濡れ…替えの制服用意するから。奥で待ってて…」
「はい…」
薫が大人しく私のいうことを聞いた

