ゼロの相棒《番外編》




「わぁ……っ!」



キラキラ光輝く世界が私たちをくるりと取り巻いている。



綺麗……!



私は、ふと気になってレオに尋ねた。



「ねぇ、ここ、いつも女の子を連れてくるの?」



私の質問に、レオは笑いながら「いや。」と言った。



「前から来てみたいと思ってたんだけど、女の子を連れてくるのは今日が初めてだよ。

実際に魔法で動かすのも初めてだしさ。

ちゃんと動いてよかったよ。」



へぇ……。

私が初めてなんだ。


……なんか嬉しいな。



いつもよりレオの声が近くに感じる。


背中から伝わる体温に、急に緊張し始める。



…困ったな。

心臓の音とか筒抜けだったらどうしよう。



その時、メリーゴーランドの曲が停止した。


私は、たんっ、と地面に降り立つ。


内心ほっ、とした。


これ以上密着状態が続いても、心臓に悪い。