ゼロの相棒《番外編》




俺は、改めてまじまじとラグナとジンさんを見た。



うーん……。

……………絵になる。


どっからどう見ても、美男美女カップル。


ジンさんは、この一年の旅を経て、更に大人の“色気”的なものが増している気がする。



………俺が増えたのは身長だけ?



いやいや、実は、俺だってこの一年間、
都市の酒場を経営しているベルさんっていう魔法使いの元で、魔法の修行を密かに重ねてきたんだ。



………ジンさんが都市に戻ってくるこの日のために!!



「ジンさん!」



俺の呼びかけに、ジンさんは、くるり、とこちらを向く。


俺は、大きく息を吸って言い放った。



「ジンさん!ラグナを賭けて、俺と勝負してください!!」



「「!」」