レオは、ふぅ、と息を吐くと
カウンターを離れた。
「え〜!レオ様行っちゃうの〜?」
ナナがレオを見ながら残念そうに言う。
「あぁ、悪いな。
また来るから、勝負はまた今度な。」
あのしりとり勝負、まだやるつもりなんだ。
レオは、カラン♪、と扉を開けて
酒場を出て行った。
その瞬間、私は、ふぅ…と息を吐く。
すると、ビビが私の方を見て言った。
「もう!ベルったら、なんでレオ様を行かせちゃったのよ!
ここからがいいところだったのに!」
私はコップを拭きながら答える。
「だって、彼、仕事だし。
呼ばれてたじゃない。」
はーっ。
と、二人の店員は大きなため息をつく。
な……なによ。
すると、ナナがカウンターから身を乗り出して私に言った。



